「車検って、もっと安くできないの?」と思ったことはありませんか? 実は、車検費用の内訳を正しく理解し、“自分でできること”を事前に済ませておくだけで、数千円〜数万円の節約が可能です。
本記事では、「とにかく安く車検を通したい」方に向けて、初心者でもできる車検前の準備&見積もりの見極めポイントを難易度別にわかりやすく解説します。
整備士さんに言われるままではなく、自分で判断できる力をつけて、ムダな整備を避け、安全・確実に車検を乗り越えましょう!
とにかく安く車検を通したいなら、まず費用の内訳を知ろう

法定費用は節約不可。どこが変動する?
車検には大きく分けて「法定費用」と「整備費用」の2つがあります。法定費用とは、自賠責保険料、重量税、検査手数料など、国や自治体が定めた決まりに基づくものです。これらは全国どこで受けても料金が同じで、ディーラーでも民間工場でも基本的に差はありません。つまり、工夫や努力で安くできるものではないのです。
一方で、節約の余地があるのが「整備費用」です。これは、整備工場によって金額も内容もバラバラで、どこに整備を頼むか、どの整備を選ぶかによって最終的な費用に大きな違いが生まれます。車検の“価格差の正体”は、この整備費用にあります。
整備費用は、自分でやれることをやっておいたり、見積もり内容をしっかり確認したりすることで、意外と簡単に抑えることができます。今回の記事では、まさにこの「整備費用の節約」に焦点を当てて、誰にでもできる方法を難易度別に紹介していきます。
整備費用はピンキリ!見積もりの中身を見極めよう
「この価格で車検できます!」という広告を見て、つい飛びつきたくなることがありますが、注意が必要です。そういった価格帯の車検では、最低限の検査と必要書類の作成のみが含まれており、整備や調整といった本来行うべきメンテナンスが別料金になっているケースも少なくありません。
また、同じ整備工場であっても、「ベーシックプラン」「スタンダードプラン」「安心プラン」など複数のコースが用意されており、その内容と価格に大きな違いがあります。たとえば、ベーシックプランは検査と最低限の点検のみで格安、スタンダードプランはブレーキ清掃やエンジンオイル点検などが加わり、安心プランになると予防整備や消耗品の一部交換まで含まれてくるといった具合です。
つまり、車検の料金差は「何が含まれているか」によって決まります。店舗間の違いもありますが、同じ店舗内でも選ぶプラン次第で金額も必要な整備内容も変わるのです。
本当に重要なのは、「今の自分の車にとって何が必要なのか」を見極めること。そのためには見積もりの内訳をじっくり確認し、自分の車の状態に合った整備だけを選び、不要なオプションは削る勇気が必要です。

任意整備って何?必要ない作業が含まれているかも
見積もりに「ブレーキクリーニング」「エンジン内部洗浄」などが含まれていることがありますが、これらは任意整備です。絶対必要というわけではなく、車の状態によっては先延ばしできるものも多く、無理に申し込む必要はありません。
ただし、これらは整備工場にとって利益率の高いメニューであることが多く、営業の現場ではゴリ押しされることもしばしばです。実際、「親切にしてくれる営業マンだから」「知り合いの工場だから断りにくい」といった理由でそのまま申し込んでしまった…という方も少なくないでしょう。
そんな時こそ、面倒でも一度見積もりを持ち帰り、信頼できる車に詳しい人に相談したり、可能であれば家族や知人に同行してもらうことも検討してみてください。第三者の視点が入ることで、冷静な判断がしやすくなります。
工場によって“基本料金”が違う!同じ工場でもプランで変わる
同じ車検でも、整備工場によって基本料金が違います。これは、整備体制や人件費、サービス対応の丁寧さなど、工場ごとにコスト構造や提供する付加価値が異なるためです。また、同じ工場内でも「ベーシック」「スタンダード」「安心プラン」など、複数のプランが用意されているのが一般的です。これらは整備内容の充実度によって金額が異なりますが、いずれのプランを選んでも『車検に通るかどうか』には影響しません。
なぜなら、車検に合格するかどうかは、あくまで「国が定めた保安基準に適合しているかどうか」で判断されるからです。つまり、どのプランでも必要な検査は実施されますし、合格基準を満たしていれば一番安いプランでも問題なく通ります。逆に、いくら高額なプランを選んでも、ブレーキやタイヤが基準を満たしていなければ不合格になるのです。
そのため、金額ではなく「そのプランに何が含まれているか?」をしっかり見極め、自分の車の状態に合った内容を選ぶことが、無駄な出費を防ぐためには非常に重要です。
車検の見積もりは複数取って比較すべき理由
整備工場によって考え方や価格設定が大きく異なります。一社だけで決めず、最低でも2〜3社から見積もりを取りましょう。
実は整備工場にとって、車検の見積もり依頼は“新規顧客との出会いの場”でもあります。今回の車検では申し込まれなくても、「次回の車検」「今後の点検や修理」などの将来を見据えて、丁寧に対応してくれる工場も多いのです。
そのため、店舗側はフロントガラスの車検ステッカーをよく見ています。「このお客様はいつ車検を受けたか」「どこで通したか」といった情報を参考にし、次回の営業活動のタイミングを測っているのです。また、見積もり時に車検証の提示をお願いされることもありますが、それは今後のフォローや記録のためであり、スタッフが無断で確認することはありません。
このように、車検の見積もりは単なる金額提示ではなく、店舗側にとっても新たなユーザー獲得の入り口と考えられています。営業活動の一環でもあるため、見積もりだけでも快く対応してくれるケースがほとんどです。
ネットで比較できるサイトもありますし、ガソリンスタンドや車検専門店の無料見積もりを活用するのも賢い選択です。
難易度★☆☆ :自分でできる!初心者向けの節約テクニック

洗車と清掃で印象アップ&余計な指摘を防ぐ
汚れた車を見た整備士が「普段から手入れしてないな」と感じれば、念入りな点検をされやすくなります。
逆に、きれいにしておくだけで「この人は大事に乗っている」と判断され、ムダな指摘や整備をされにくくなることも。
ワイパーゴムの劣化は不合格の原因!早めに交換
意外と知られていませんが、ワイパーの拭きムラや劣化は車検の不合格ポイントになります。
ワイパーゴムはカー用品店やネットで簡単に手に入り、自分でも交換できます。500円〜1,000円ほどで済むので、費用対効果はバツグンです。
ウォッシャー液が出ないとNG!補充を忘れずに
「液が出ない=整備不良」と判断されてしまいます。タンクが空なだけなら補充すればOK。
ウォッシャー液は数百円で購入でき、補充も簡単。事前にスプレーが出るかチェックしておきましょう。
ライトの光軸ズレ・バルブの暗さに注意
「ヘッドライトが暗い」「照らす角度がズレている」これも車検ではよくある不合格ポイント。
LEDやハロゲンバルブを自分で交換することも可能ですが、必ず“車検対応”の商品を選びましょう。

タイヤの溝と劣化チェックで費用の見通しを立てる
タイヤの残溝が1.6mm未満だとアウト。さらに、ひび割れや偏摩耗があるとNGになることも。
ガソリンスタンドやカー用品店で無料点検を受け、交換が必要なら早めに準備を。ネット購入+持ち込みで費用を抑えられます。

もしタイヤ交換が必要なら、ぜひ試してほしい購入方法を紹介しています。気になる方はこちらの記事もご覧ください。

ランプ類の点灯チェックも忘れずに
ナンバー灯、バックランプ、ブレーキランプなど、どれか一つでも点かなければNGです。
暗い場所でチェックし、切れていたらバルブを交換しておきましょう。
クラクションが鳴るかチェック
故障していると不合格に。普段あまり使わないパーツなので、知らずに壊れていたケースも多いです。
警告灯が点いていないか確認
メーター内のABS・エアバッグ・エンジンチェックなどのランプが点灯したままになっていないか確認しましょう。
点灯中は車検に通りません。原因不明でも、整備士に相談を。
自分でできるチェック項目まとめ
項目 | チェック内容 | チェック方法・ポイント | 交換費用目安(相場) |
---|---|---|---|
洗車・清掃 | 車内外が清潔か | 洗車・車内掃除で好印象に | 〜1,000円(セルフ) |
ワイパーゴム | 拭きムラ・裂けの有無 | 手で触って確認。DIY交換可能 | 500円〜1,000円/本 |
ウォッシャー液 | 噴射するか | タンク残量・スプレー確認 | 200円〜500円/本 |
ライト類 | 光量・点灯有無 | バルブの暗さ・光軸ズレに注意 | 1,000円〜3,000円/個 |
タイヤ | 溝の深さ・劣化 | ガソリンスタンドで無料点検可 | 4,000円〜/本(軽) |
灯火類 | 全て点灯するか | ブレーキ・バック・ナンバー灯など | 300円〜800円/球 |
クラクション | 音が鳴るか | ハンドルボタンで確認 | 故障時は要整備(要見積) |
警告灯 | メーター内が正常か | 各種ランプが消灯しているか確認 | 点灯時は整備士に相談 |
事前にチェックしておくことで、余計な再整備や不合格を防ぎ、コスト削減に直結します。
難易度★★☆ :相見積もりやパーツ持ち込みで差をつける

車検の見積もりは3社以上とって比較
整備内容や料金は工場によって大きく違います。特に“安心プラン”や“コミコミ価格”は内容をしっかり見ましょう。
複数の見積もりを比較する際には、まず「整備項目の内容をそろえること」が非常に重要です。たとえば、ある工場ではオイル交換やワイパーゴム交換が見積もりに含まれていて、別の工場では含まれていないということがよくあります。こうした差は、整備士の判断やその工場の営業方針によって生まれるものであり、そのまま比較すると本当のコストが見えにくくなってしまいます。
見積もりを依頼する際には、「この項目を含めて」「これは抜きで」など、できる限り整備内容を統一して依頼しましょう。整備項目を揃えて初めて、基本料金の違いや部品代・工賃の違いが比較しやすくなります。
また、こうして得られた情報は、単なる比較だけでなく、交渉の材料にもなります。「他社ではこの部品が○○円だった」「同じ内容で1万円安かった」などの情報があれば、基本料金や部品代の値引き交渉にも活かせます。
ガソリンスタンド車検や車検専門店も検討
ディーラーよりも価格を抑えられることが多く、スピーディーな対応も魅力です。ガソリンスタンドや車検専門店では、受付から作業完了までがスムーズで、土日でも対応してくれる店舗も多く、忙しい人にはありがたい存在です。
また、近年では国家資格を持つ整備士が常駐するスタンドも増えており、設備や点検レベルも向上しています。整備保証がついている場合もあるので、条件が合えばディーラーに引けを取らない品質の車検が受けられることもあります。
とはいえ、工場によって対応姿勢や整備品質に差があるため、内容をきちんと比較・確認することが大切です。料金が安いからといって安易に決めるのではなく、「どんな整備が含まれているか」「どこまで対応してくれるか」をしっかり把握しましょう。そうすれば、コストを抑えつつも、安心できる車検を実現できます。
ネット購入したパーツを持ち込んで整備費を節約
ブレーキパッドやバッテリーなどの消耗品は、ネット通販を活用すれば店舗価格よりもはるかに安く手に入ることが多いです。実際、同じメーカー・同じ品番の商品でも、販売店では1.5倍〜2倍の価格になっているケースもあります。
こうしたパーツをあらかじめ自分で購入し、車検時に整備工場に持ち込むことで、部品代の大幅な節約が可能です。もちろん、整備工場によっては持ち込みパーツに対して追加工賃が発生することもありますが、それでもトータルでは割安になることが多いです。
「持ち込みOK」と明記されている工場を選ぶことが前提にはなりますが、事前に問い合わせをしておけばスムーズに受け入れてもらえる場合もあります。特にネットで人気のある車種のパーツは、レビューも豊富で選びやすく、品質も安定していることが多いため、費用を抑えつつ確実な整備を進められるメリットがあります。
持ち込み可否は事前に確認を
すべての工場が持ち込みに対応しているわけではありません。「持ち込み歓迎」「別途工賃あり」など、対応は工場によって実にさまざまです。見積もり時に明確に伝えることで、後々のトラブルを避けることにもつながります。
特に注意したいのが、持ち込みパーツに対する交換工賃の違いです。一般的に、店舗で購入した部品の交換工賃に比べて、持ち込み部品の工賃は1.5倍〜2倍に設定されているケースが多いのが現実です。これは、整備工場が部品の品質や不具合に責任を持てないリスクを負うことや、利益を確保するための設定でもあります。
そのため、部品代が高額で大きな節約効果が見込めるもの(たとえばバッテリーやブレーキパッド)については、持ち込みの価値がありますが、逆に部品代が安く、工賃が高くつくワイパーゴムや電球などは、最初から店舗で購入・交換をお願いする方が気持ちよくスムーズに済むことも多いでしょう。
パーツごとに「持ち込むべきか、任せるべきか」を判断し、費用対効果と手間のバランスを見極めることが大切です。
難易度★★★ :DIY整備でさらに安く!でも無理は禁物

エンジンオイル・冷却水・バッテリーの交換
必要な工具と手順がわかっていれば、これらは自分でも交換可能です。とくに車のバッテリーはネット通販を活用すれば、店舗で購入するよりもかなり安く手に入ることが多く、節約効果が高いパーツの一つです。たとえば同じ型番でも、国産カー用品店では2万円以上するものが、ネットでは1万円前後で購入できることもあります。
バッテリーには国産メーカー製と海外メーカー製があり、一般的には国産のほうが10%程度寿命が長い傾向があります。ただし、コスト重視であれば海外製でも十分な性能を発揮してくれるものも多く、価格差と寿命のバランスを見て選ぶとよいでしょう。
セルフ交換を行うことで整備費用を大きく抑えることができますが、注意点もあります。バッテリーを交換すると、車両によっては時計やナビの設定、アイドリングストップの学習値などがリセットされてしまう場合があります。これにより再設定が必要になるほか、車種によっては診断機での初期化作業が求められるケースもあります。
そのため、自分の車がどのような仕様になっているか、交換時にどんなリスクがあるかを事前にしっかり調べておくことが重要です。少しでも不安がある場合や、車種によっては交換後の作業が難しそうな場合には、無理をせず整備士さんにお願いするのもひとつの判断です。
なお、オイル交換後は廃油処理も必要なので、マナーと法令遵守を忘れずに、専用の処理箱を使うなど適切な方法で処分しましょう。
光軸調整・空気圧点検は事前に済ませよう
光軸調整は、作業自体は難しいものではないものの、車検には明確な照射角度や高さの基準が設けられているため、正確さが求められる作業です。自分で行うには専用の機器や十分な知識が必要であり、基準を少しでも外れてしまえば車検に不合格となる可能性が高まります。そのため、光軸調整についてはプロに任せて確実に通す方が安心です。
一方で、タイヤの空気圧チェックは非常に手軽で、自分でもすぐにできる整備項目のひとつです。多くのガソリンスタンドやカー用品店では無料で空気圧の確認・補充をしてくれるサービスがあります。車検前だけでなく、月に1度の習慣として取り入れるのもおすすめです。タイヤの適正空気圧は走行安全性や燃費にも影響するため、意外と重要なポイントです。
車検を通すための準備として、光軸調整はプロに任せ、空気圧チェックは自分で済ませておく。このように、作業の難易度と重要性に応じて役割を分担することが、無駄なく効率的な対策につながります。
足回り・ブレーキ整備はプロに任せる
ブレーキは、車の安全に直結する非常に重要な機構であり、素人が手を出すには危険な領域です。特に、ディスクブレーキやドラムブレーキといった構造の違いによって、外見だけで摩耗具合を判断できることもありますが、正確な状態を把握するには基本的に分解・点検が必要になります。
例えばブレーキパッドの残量や、ブレーキローターの歪み、ブレーキフルードの劣化具合など、見た目では分かりにくいトラブルが隠れている可能性もあり、それらを正しく判断するには専門的な知識と経験が求められます。
また、ブレーキの整備不良は重大事故につながる恐れがあるため、安心と安全を確保するためにも、ここは無理せずプロである整備士さんに任せるのが鉄則です。自分でできる整備とプロに頼むべき整備の線引きをしっかり意識しておきましょう。

車検費用を安くするコツは「自分で+見極め」
準備がすべて。慌てず冷静に対応しよう
車検の2〜3週間前から準備を始めれば、部品の購入や工場の比較検討などに十分な時間が取れるため、結果的に余裕を持って安く仕上げることができます。とくに、ネット通販で部品を購入したり、複数の見積もりを比較するにはある程度の日数が必要ですし、人気のある整備工場は直前だと予約が取れないこともあります。
また、交換が必要なパーツが見つかった場合にも、事前に把握しておけば計画的に対応でき、急な追加整備で高額な出費が発生するリスクも減らせます。直前になってから慌てて準備を始めると、「時間がないから」とその場で高い整備内容に同意してしまうこともあり、節約どころではなくなってしまう可能性も。
だからこそ、車検前の行動は「早すぎるくらいでちょうどいい」のが実情です。スケジュールに余裕を持って準備を進めることで、安心とコストカットの両立が叶います。
“言われるがまま”にならない意識が大切
見積もりの段階で「これは本当に必要?」と考えるクセを持ちましょう。整備項目には、プロの目から見た“推奨”が含まれていることがあり、すぐに実施しなくても問題ない内容が混ざっていることがあります。すべてを鵜呑みにするのではなく、自分で一つひとつ内容を確認する姿勢が大切です。
また、営業トークでついその場で了承してしまいそうな時こそ、いったん冷静になって「家で考えます」と持ち帰る勇気を持ちましょう。一度自宅で他の見積もりと並べて比較したり、信頼できる知人に相談したりすることで、本当に必要な整備と不要なものの線引きが見えてきます。そうした判断の積み重ねが、将来的な出費の差に大きくつながっていきます。
自分でできる範囲を知れば、もっと安くできる!
最終形のユーザー車検まで踏み込まなくても、今回ご紹介したセルフチェックと意識改革を実践するだけで、十分に車検費用を抑えることができます。高額な整備や不要な作業を避け、自分の車の状態を自分で知ることによって、不要な出費に振り回されることがなくなります。
「車検はお金がかかって当たり前」と感じている方も多いと思いますが、それは整備内容やプランを見直すことなく、勧められるままに進めてきた結果かもしれません。今回の記事を通じて、自分にできることを把握し、整備の中身に関心を持つだけで、賢く節約する道が見えてきます。
「車検は高いもの」という思い込みを捨て、自分で納得のいく価格で、安全かつ確実な車検を目指していきましょう。自分のカーライフをより主体的にコントロールする第一歩です。
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